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内部研修会を行いました

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先週ながだいでは内部研修会を行いました~。

今回のテーマは「コミュニケーション」についてをテーマに、主にグループワークに
時間を割き行いました。


その中で色んな意見も出ていまして、みんな自分たちの普段のコミュニケーションに関し
振り返り「気付き」に繋がってくれればいいなと思う次第です。


月並みではありますが、この「気付き」というのは仕事をする上で本当に大事。
常日頃の事を振り返り、そして「気付き」、そして考えて次に生かす。
これが出来る人はどんどん成長して行きます。


逆にそれが出来ない人。
例えば「自分を客観的に見れない」「素直さ、謙虚さに欠ける(人の話を受け入れようとしない)」。
「自分で自分を決めつけている人(私はこういうタイプだから)」などなど。
こういう場合は自分で自分の成長を阻害してしまっていると思います。
もったいない・・・。実にもったいない・・・と、思う、訳で、あります(安倍風w)。


思えば、これまでながだいには俗にいう「困難ケース」と呼ばれる、対応の難しいと言われる方が
何人もご利用していましたし、今もしています。

その方達はなぜ他の事業所ではダメで、うちでは利用を継続できるのか??
私はその理由を「その方をリスペクトして接しているから」ではないかと思います。

対応の難しい利用者様にはどうしても「色眼鏡」で見てしまいます。
自分たち(事業所職員)の思う通りにはなかなかならない。
そこからその方に対する不信感、不安感、中には嫌悪感を感じる場合もあるのではと思います。
でも、それってやっぱり利用者様に伝わりますよね?それは認知症の方にしてもそうです。
感じてます。伝わります。

となれば利用者様もスタッフに不信感、不安感、嫌悪感を同じように感じます。
結果、信頼関係は作れません。

いかに「リスペクト」して、受容し、フラットに接する事が出来るのか??
その為にはスタッフ同士利用者様の悪口を言っていたら出来ません。
「お風呂に入れる」「塗り絵をさせる」なんて言ってても出来ません。


私は以前勤務していた病院で色んな方と関わる事が出来ました。
なかには30代前半で脊髄小脳変性症の難病をお持ちのシンナー中毒の患者さんとも関わらせて
いただきましたが(高齢者がほとんどだったので珍しいケース)、その時はその方がしょっちゅう
Drや師長とトラブルになり、その度に私のところに歩行器でその方がトラブルを伝えに来てくれた
こともありました。

自分の中ではその患者さんに偏見もなく、フラットに接する事が出来ていたと思うので、その点で
その方が私を信用してくれている事が嬉しかった。


ちなみにその方は退院後自宅で変死体で発見されました。
その際入院中の未収金が溜まっており、お通夜の際にその方のお宅に集金に行くという大役を
仰せつかった(押し付けられた)のも今となっては思い出の一つ。
それもその患者さんと一番信頼関係が出来ていたという事での抜擢なんでしょう。



という事で「自分の家族を通わせたくなるデイサービス」とはなんぞや??
を改めて考える機会となった内部研修会でございました。

スタッフの皆さん、お疲れ様でした~。

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by daynagadai | 2017-07-24 14:23 | ミスターK | Comments(0)

函館で小規模デイと放課後デイを運営してます。目指すは「自分の家族を通わせたくなるデイサービス」です!!

by daynagadai
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