2017年 08月 05日
敵を知り己を知れば百戦危うからず
表題は「孫子の兵法」での孫子の有名な言葉。
私事ではありますが、私が監督を務めます野球チームが今年の公式戦最終戦を見事な
サヨナラ勝ちで締めくくりました。
昨年はBクラスでベスト4で、今季はAクラスに昇格。
さすがに苦戦を強いられ2勝3敗で終了です。
で、今日は1対0の接戦。
最後はうちの下位打線が頑張りサヨナラでしたが、サヨナラ打を打った選手には私は
やってくれる予感がありました。
それはなぜか??
普段彼はあまりバットを「短く」持たないんですが、その打席では一握り「短く」持っていたのです。
場面は1アウト。ランナーは2、3塁。
転がせば1点も十分可能な場面。
彼は状況判断をしっかりしたのでしょう。
相手投手は若くて球も速く、カーブもあります。
状況としては転がせばサヨナラもある。逆に一番ダメなのは三振。
そして自分の力量を考え、結論を出した。
「バットを短く持って食らいつこう。」
結果、最後は変化球に食らいつき、打球はショートの横を抜けてセンター前のサヨナラヒット!!
喜ぶ私とチームメイト。
そして私は彼にこう声を掛けました。
「ナイスバッティン!!さすが謙虚にバット短く持っただけの事はあるわ~!!それ見て打ちそうな
気がしたんだよね~。やっぱり謙虚じゃないとな~^^」
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
客観的に自分の力量を評価する。
そして謙虚にそれを受け止め、次の行動に繋げる。
それが出来ればスポーツでも仕事でも良い結果に繋がっていくのだと改めて強く感じた8月5日、
曇天の朝でした。
チームのみんな、お疲れ♪