2011年 09月 20日
是非に及ばず
退職の理由は述べませんが、とりあえず現状の仕事に不満があってという事ではありません。
(そう言う事でいいんだよね?)。
本人から退職の話を聞いた後の私の気持ちとしては
「是非に及ばず」
この言葉はかの織田信長が「本能寺の変」で言った言葉とされています。
意味は
「仕方のないこと。いいも悪いも判断する間もない、どうしようもないこと。
進退窮まったときに使う。」
だそうで。私としてはまさにピッタリの言葉(苦笑)。
思えば、二年前の8月。開設を前にスタッフ募集をしていましたが、生活相談員は男性という
構想は譲れない部分が有りました。その中で、女性のユッキーナとの面接。それも、その時は
自分も休日で、子供のサッカーの応援だったのを早く切り上げて時間を調整しての面接でしたね。
実際に面接した第一印象は、かなり良い印象でした。
受け答えもはきはきしてるし、責任感もありそうだし、何より元気そうだし(これ大事)。
ですが女性という事で、自分もユッキーナに「実際のところ男性が欲しいんだよね~」と話し、
男性が欲しい理由をくどくどと話した記憶が有ります。逆にいうと、くどくどと話したのは、
この子だったら女性でも採用していいかなという思いが有り、駆け引きしてる部分も多分に
あったわけですが。
そして面接後、かなり悩みましたが、私は結局ユッキーナを採用しました。
このジャッジは間違えてなかったと思います。ユッキーナを中心に、スタッフもまとまりがあったと
思いますし、そのおかげでながだいも当初の想定以上に早く軌道にも乗りました。
それにはユッキーナの力が大きかったと思います。
そのユッキーナが退職となるのですから、私にとってはもちろん、スタッフ、そして利用者さんに
とっても大きな痛手です。これまで二年間積み上げて来たものがバランスを崩すわけですから。
ですが、「是非に及ばず」
本当に残念ですが、ユッキーナには
by 安西光義
という名言を送りたいと思います。