2011年 11月 26日
いつまでもお元気で
様々なご事情があり、来月から施設入所することになりました。
Aさんは息子さんとほぼ同居のような形で生活されていたのですが、その息子さんが
昨日お礼を言いにわざわざ来所してくれました。
しばらく私と二人でいろいろとお話をさせていただきましたが、息子さんがAさんを思う
気持ちがすごく伝わってきました。施設入所となってしまう無念さもあるようで、未だに
これで良いのか?葛藤する事もしばしばとのこと。
遡れば、当初Aさんがデイを利用するにあたって、二箇所体験利用をしたのですが
息子さんがながだいのスタッフの対応、そして「体験利用報告書」を貰ったことを
高く評価してくださり、ながだいの利用が始まったという経緯がありました。
その後もAさんの状態は不安定であったものの、息子さんはうちのデイに関しては
すごく信頼してくださっていましたね。有難うございます。
息子さんからは
「母が入所してからも、時々スタッフの方たちに母の面会に来て欲しいんです」
とお願いされました。
今後機会があれば、ちょっと顔を出したいと思っています。
息子さんと話しているうちに、Aさんの得意なカラオケが始まった様子でしたので、
Aさんに息子さんを案内しましたらお二人とも涙が・・・。
それを見ていた私も鮎もホロっと・・・。
記念に息子さんとAさんと一緒に写真を撮り、プレゼントしました。
息子さんもAさんと写真を撮るのは数十年ぶりとのこと。
Aさんもすごく良い笑顔で写っていました。
Aさん、いつまでもお元気で過ごせることを願っております。
最後に、息子さんから私に
「少しでも多くの人を助けてあげてください」
という激励の言葉をいただき、固く握手しました。
有難うございます。その言葉忘れずに、「私ごとき」ではありますが頑張ります。