2018年 07月 19日
研修会と初心
今週火曜日、函館市デイサービス・訪問入浴連絡協議会主催の研修会が
ベルクラシックで行われました~。
今回の研修内容はここ数年恒例になっているグループワーク。
管理者、生活相談員、看護職員、介護職員と職種別にグループとなり、
幅広いテーマで意見交換をしていただく形。
会の冒頭でお尻を拭く会長をさせていただいている私も挨拶をさせてい
ただきました。今回は「初心」について。
「皆さん、初心って忘れてませんか?忘れますよね?私もそうです。
看護師さんも戴帽式の時には『私は絶対患者様の為に尽くす!』って思うと
思うんですけど、3カ月したら平気で患者さんの悪口言う人だっています
よね?そうなんですよ、初心って忘れるものなんですよ。」
「でも、先日うちのデイに実習に来た学生さんが実習の最後に『将来人の為に
役立てる人間になりたいと思います!』って言ってまして、ああそうだよなと。
ですので、時々初心を思い出す事が出来るきっかけって必要だと思うんです。
それが今回のような研修会であったり、何かの本だったりテレビであったり、
スタッフ同士のコミュニケーションであったりすると思うんです。」
といった内容のお話をさせていただきました。
それと関連して、今日はあすものご利用者様のお宅へ訪問し面談していました時に、
保護者の方がおっしゃったお言葉
「誰かが見てるところと見てないところで仕事の態度や言動が変わるって、おかしい
と思うんです。どこで誰が見ているか聞いているか分からない。誰も見ていないから
って態度が悪い人は信用出来ない」
その通りだと思いました。
例えば利用者様がいないからといって利用者様を呼び捨てにする、あるいは失礼な表現
を使う。
利用者様が見ていないからといって、だらしない恰好や態度になってしまう。
そして一人そういう言動をしてしまうと、どんどん他の人にも波及します。
自戒の念を込めまして、「初心」と「緊張感」って本当に大事だと思います。
ご参加いただいた会員の皆様、研修はいかがでしたでしょうか??
是非初心を思い出すきっかけになってくれればと願っております。